資格は重要ではなくなるが、資格的な視点は今後かなり重要になるのではないかという話。

資格というものの価値が相対的に下がってきていると言われている。

 

これまでは、

資格を取れば安定と世の中で言われて続けていた。

 

でも、最近ネットなどを見ていると、

その資格の重要性について疑問を投げかける人も多くない。

 

資格取る暇があったら、

自分で何か事業を始める方が早くないかということだ。

 

確かに、生きていくために人々は

資格を取っているわけで、

資格を取らずとも安定できて生きていくことが

できるのであれば資格なんて必要ない。

 

でも、じゃあ今どうしても取りたい資格があるとき、

これは有益ではないかと考える資格があるとき、

その資格は本当に不必要なのだろうか。

 

それは違うのではないかと僕は考えている。

 

資格自体をとったからと言って、

これまでみたいにそれが生きる保証ではなくなってしまったことは確かだ。

でもそのことはイコール資格がいらないということとは少し違う。

 

厳密に述べると、

その資格だけで生き抜くことは難しいが、

その資格的な考えはこれからの世の中でも必ず必要となるというのが

僕の考えである。

 

例えば、医師を一つ例にあげてみる。

(厳密にいうと医師は免許だが、文中では資格を同列で述べる)

 

今、ロボットの医療分野での進出が目覚ましく、

ITと医療によって、現在は人が行なっていることが、

今後は機械に取って代わられる日が必ず来ると思う。

 

手術の技術だって機械の方が正確になると思うし、

診察だって膨大なビッグデータを解析したAIの方が

人間よりも正確になる日が来るかもしれない。

 

その中では医師としての能力や技術だけをもって

この世の中を生き残るのは難しくなる。

 

でもだからといって、

医師というものが世の中から不必要になることはなくて、

「医師的な考え」は今後様々な分野で必要とされるのではないかと思う。

 

企業活動における医師的な視点、

マーケティングにおける医師的な視点、

教育における医師的な視点、

エンターテーメントにおける医師的な視点など。

 

様々な場面でそれは必要とされてくるし、

世の中の仕組みがあらゆる要素とつながり、

複雑化していく中ではその需要も増えてくるのではないかと考えている。

 

資格はもう必要なくなった。

 

けれど、その言葉をそのまま捉えて資格や免許に

価値がないと決めつけるのは違う。

 

もちろん、その資格だけを持って生き残るのは難しくなってきている。

 

重要なのは、資格を取った先に得られる、

その資格特有の視点をどのように生かしていくのか。

 

そう考えると、人生のオプションなんて無限に拡がっていく。