資格は重要ではなくなるが、資格的な視点は今後かなり重要になるのではないかという話。

資格というものの価値が相対的に下がってきていると言われている。 これまでは、 資格を取れば安定と世の中で言われて続けていた。 でも、最近ネットなどを見ていると、 その資格の重要性について疑問を投げかける人も多くない。 資格取る暇があったら、 自…

なぜ、教育は必要なのか。

「まんが パレスチナ問題」という本を読んでいる。大学の専攻が国際政治であり、中東のイラク問題で論文も書いたことから、この分野については関心を持っているのだが、いかんせんややこしい事象が多く、勉強をしようもなかなか取り掛かりづらい分野であった…

「無駄」な「共同体意識」を捨てるということ。

あのときは無駄だと思ったことが、時を経て自分の中で大きな価値となることが日々の生活の中では度々あると思う。あの飲み会で払ったお金、初対面の人と2時間もだらだらと雑談し続けたことなど、その直後には自己嫌悪に陥るくらい「無駄だった」と思うの中で…

卒業写真のあの人は、優しい目をしてる。

それは突然のことだった。 ある土曜日の朝、母から、祖父が危篤になったとの連絡が来た。 肺炎を起こし、意識がない。 もう数日もつかどうかと医師に言われたというのだ。 すぐに病院に向かうと母に伝え、母から聞いた話をすぐに電話で兄に伝えた。 話の途中…

双子の兄弟について②双子にまつわるxについて。

半年ぶりの東京は、ずっと雨だった。 滞在した3日間で、太陽の影を見ることもなく、ただ細い水滴が前かがみに歩く人の上を落ちていく。 信号で立ち止まった交差点で、何気なく空を見上げると、その細い小さな水滴が通り過ぎる車のライトに反射して、落ちてい…

情報を集めるうえで気をつけていること。

「本を読む」ということについて、最近考えることがある。 読む数自体はそこまで多いわけではないから、そんなたいそうな理論や知識ではないのだけれど、ここ2年ほどずっと考えていたことがようやく自分自身の中で整理をすることができた。そしてこのことは…

皮肉という話。

インドの首都、デリーから夜行列車に乗り、12時間ほど走るとバラナシという街にたどり着く。日本人にとってはあまりにも有名な街で、THEインドという光景が当たり一面に広がる。列車を降り、駅の外に出ると、ほこりにまみれた街が顔を出し、けたたましい声や…

生きてほしいという誰かがいるということ。そして自分自身もそのような存在であるということ。

大学受験のために浪人をしていた年の冬、おそらく12月のはじめくらいだったと思う。 父と母と共に、父方の祖母の見舞いに行った。 小さい頃はよく祖父母の家に泊まっていた僕も、学年が上がるにつれ家に行くことも少なくなり、祖母ともしばらくは会っていな…

ワークライフバランスについて思うこと

「ワークライフバランス」。 ここ数年でこの言葉を聞く機会が非常に多くなった。 広義の意味において、この言葉は「仕事だけではなくプライベートも充実しましょう」という視点に立つ。 「モーレツ社員」という言葉が象徴するように、戦後以降の日本において…

学生時代に稼いだお金は学生のうちに使い切るべきだよという話。

学生時代に一番長い時間を過ごしていたのは、間違いなくバイト先だと思う。ファーストフード店で大学1年の6月からバイトを始め、卒業までの4年間、1ヶ月ほど抜けた時期などはあったけれど、ずっと働き続けていた。目的は明確で、とにかく遊ぶお金が欲しかっ…

「 今ではないいつか」にわかるということ

今はわからないだろうけど、いつかわかるときが来る。」 親や学校の先生、仕事先の上司など、言われた場面を思い出すとキリがない。 いつもそのセリフを聞いたとき、「ああ、またこれかよ」と思うのが常だ。「そんなの知らねえよ」と。 でも最近、この言葉が…

双子の兄弟について。もう一人の自分が目の前にいること

僕には双子の兄がいる。一卵性の双子の兄弟で、子供の頃から同じ服を着て、同じものを食べて、同じものを見て育ってきた。高校からは別々の高校に通い、別々の大学に通った。大学2回生になった時に、隣の県の大学に通っていた双子の兄は家を出て、それ以来5…

沢木耕太郎「深夜特急」、旅を神聖化する者たち

深夜特急の6巻を全て読みきった。2巻目だけ全部読んだような読んでいないような曖昧な記憶であるのだが、とにかく2年くらいかかって全部読み切ったということになる。 スペイン巡礼で知られている作家の小野美由紀が、学生時代にこれを読み、世界一周をする…

辻村深月「朝が来る」で描かれるテーマについて

1年くらい前に買ってからずっと読んでいなかった本を読んだ。辻村深月著「朝が来る」。 淡々と書き連ねられる文章に、取材の綿密さ、心情描写の緻密さが浮き彫りになる文章。一気に読んでしまえるほどに引き込まれた。 特別養子縁組制度を利用して、生まれた…

大人とジブリの付き合い方

ジブリ映画を熱心に観るようになったのは大学生になってからだ。子供の頃の自分にとってアニメとは、金曜日の夜に放送されていた「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」ぐらいで、それ以外のアニメにはあまり興味を持つことはなかった。 僕の世代はまさに「…